ヤズド


ヤズドは標高1230m、年間降水量は55.4mmと非常に少ない、このため土漠岩漠が多く、農耕には不適であるこうした環境にあって、ヤズド州ではカナート(地下水路)が発達し、中には50kmを越えるものもあるらしい。耕地は都市周辺に集中しており、そのほとんどがカナートによって灌漑されていたが1960年代以降には機械掘削による井戸が多数開発され地下水位の低下などの問題が起こっている。ヤズドでは人口(30万人)の1割がゾロアスター教徒だとされる。現在でも小規模であるがヤズドを中心に数万人の信者が存在しているらしい。



ムハンマドの命日(3/29)のためアシュラの儀式が、しかし異教徒は駄目、車窓からでは人だかりのみ

  

ヤズドへの途中のナインの街で小休止、風採りの塔(砂漠のエアコン)と砦がありました



ヤズドへの途中の14世紀のキャラバン・サライが2軒並んでいました  イランには100万軒以上あるそうです



キャラバン・サライとはサファヴィー朝の時代に東西交易路に沿って一定の間隔で置かれた隊商のための宿泊施設
中庭とそれを方形に囲むように造られた建物で隊商の一行は無料で休息や宿泊が出来たという


 

あまり多いので放置され住民が勝手に家畜小屋などに使っている

 

   キャラバン・サライの見張り台                    カナートの跡(現在も清流が流れている)



ゾロアスター教の風葬の丘 ”沈黙の塔” ダフメ・ザルトシュティヤーン 鳥葬との解説が多いが本当は風葬が正しいらしい



二つ並んで男性用、女性用との説もあるが、昔は他にも沢山あったが残っているのはここの二つだけとなった。ゾロアスター教では男女の差別はしないので区別というのは間違いらしい。死体を聖なる火や聖なる土を使って焼いたり埋めたりは許されなかったために風葬にしたもの。20世紀半ばから禁止されており最後の風葬は50年前行はれた。

 

  頂上は煉瓦の塀の中に骨を埋める穴                       麓に葬儀の施設がある              



砂漠に広がるヤズドの街(沈黙の塔の頂上からのパノラマ)

 

ゾロアスター教拝火神殿(アタシュ・キャデ)  信者以外にも開放されている               教祖ゾロアスターの肖像

主神の光明神アフラ・マズダーと、これにに従う善神スプンタ・マンユと、背く暗黒神アンラ・マンユの二元論を唱える。このため、”火”や”光”を尊崇する。


 

      ゾロアスター教のシンボルマーク 世界最古の一神教                        1500年前から燃え続けているという火    

老人は知恵 翼は自由 金の輪は神との契約 右の文字は善行 左の文字は善考 下の文字は善言 を表現

 

ヤズドのジヤメイ・モスクはイランでイルハン様式の最も高い(52m)ミナレットを持つ



タイルのモザイックで装飾されている 描かれたタイルではない

 

テキーヤ  お祭りに使う施設 前が公園になっている

 

風採りの塔のある民家                    異教徒は車窓から

 

8代目イマームの命日(3/30)の追悼の儀式に出会う 先頭のアラマット(75Kg)は1人で持っている

 

その後をナクル(御みこし)が続く          ヤズドからパサルガダエの途中の鷲山



途中の2700m程度の峠を越えてパサルガダエの手前までくると雪景色だった

 

5000m級の雪山をながめながらパサルガダエに近づくと緑が多くなる

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