青蔵鉄道

青蔵鉄道は中華人民共和国西部の青海省西寧とチベット自治区首府拉薩を結ぶ高原鉄道。総延長1,956キロ。西部大開発の代表的なプロジェクト。2007年の完成予定が、1年ほど早く2006年7月1日に全通した。外国人が乗車する場合はチベット入域許可書が必要であり、旅行代理店の主催するツアーに参加するしかない。

 

黎明の拉薩駅 拉薩中心部から駅までは30分ほどかかる、現在拉薩河の工事中の橋が完成すれば10分程度になる。

 

拉薩発北京西駅行きの列車の一等寝台車(新空調軟座特快臥)に乗り込む。 一等寝台車のチケットは二両だけの連結で定員は八十人なのでなかなか手にいりにくい。我々の乗車券は拉薩から西寧ではなくて西安まででした。鉄道の方針として長距離優先なので拉薩から西寧では確保できないそうです。

 

コンパートメントは二段ベットの四人乗りでした。各ベットに緊急用の酸素供給装置とテレビが付いていました。我々はチベット人の一人の青年と乗り合わせました。私は不完全な英語で彼と会話をしました。彼は19歳の大学生で北京でコンピューターの勉強をしているとのことでした。彼から私はチベットの現状をどのように感じたかを聞かれました。私はチベットは中華人民共和国に侵略されていると感じたと正直に答えました。すると彼は声を潜めながら、慌てて扉を閉めて自分もそう思うと応えました。そして彼はお守りに隠してあるダライ・ラマの肖像を見せてくれました。(左の青年の写真はわざとぼかしました)

  

コンパートメントは個室で扉があり車掌が一両一人乗車、洗面所は発車時は清潔で快適でしたが公共心の欠如でしょう汚れが目立つようになりました。食堂車は一両しかなくてすぐ満員、可なり前から席を確保しなければなりませんでした。

 

普通車両は向かい合いの片側三人と二人の五人掛で合計十人でした。

 

流石にチベットのチャンタン高原、車窓に遠くに雪山を眺めながら

 

湖沼やヤクの放牧の草原が広がります

 

11:30那曲駅に到着、ホームに出て始めて機関車を撮影出来ました「ナク」は「黒い」「チュ」は「河」を意味し、ナク川( 黒河)が県内を北流している。



12:40頃大きなツォナツォ(錯曲、ツォナ湖)が見えてきました。ここで臨時停車、青蔵鉄道の開通までは無名の湖だっが紺碧の流石チベットの湖でした

 

14:09唐古拉駅(5072m)に到着、タングラ(唐古拉)山脈はチベット高原の中央部を、西北西より東南東の方向へ縦断している山脈。「タン」は「梁」を、「ラ」は「峠」を意味する。中国名「唐古拉 」は、チベット名の音写。西蔵と青海の境界、中華人民共和国の行政区画でも、西蔵自治区と青海省の境界となっている。

 

車窓には青蔵公路の難路を砂埃を上げて走る4WDが。   タングラ山脈から流れる沱沱河が見えてきました。



17:20沱沱河(トト河)の鉄橋を渡りました。中国一の大河、長江の源流でタングラ山脈の氷河を源としています。



食堂車で夕食中にココシリ自然保護区を通過、遠くにチベットノロバの群れを撮影出来ました。

 

青蔵鉄道から見た崑崙山脈 白い峰々が姿を現しましたが夕方で暗くて旨く撮影出来ませんでした。

  

22:10ゴルムド駅(格爾木、Golmud)に到着。青海省、海西モンゴル族チベット族自治州に所属する。市名はモンゴル語で「河川が集まる土地」に由来する



早朝6:45頃目覚めたが外は暗く、7:00頃になってやっと青海湖が遠くに見えてきました。

  

9:07定刻より30分早く西寧駅に到着

 

そのまま高速道路を昨年出来たばかりの西寧空港へ。

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