東チベット旅行記

西チベット(ンガリ)はチョモランマのディンリーから、グゲ遺跡まで、カイラス山(カン・リンポチェ)、マナサロワール湖(マパム・ユムツォ)、ピヤントンガ遺跡などを見物しながら縦走したので、今度は東チベットをと考えていた。今年の7月1日、格爾木(ゴルムド)から拉薩(ラサ)まで青蔵高原鉄道が開通、青海省の西寧から拉薩まで列車で行けるようになり世界最高所を走る鉄道とのこと興味津々、思い切ってチベット縦断の完成を目指して決心しました。大手旅行各社にこの鉄道旅行ツアーがありましたが、前回のチベット旅行でお世話になった日本橋トラベラーズクラブも企画しており、関西空港から参加可能、再三の誘いもあって今回もお世話になることにしました。

今回の旅行行程地図

◎ 8月31日 14:50 関西空港発 中国 広州へ 17:50分着 成田組と合流 関空から6人 成田から8人添乗員を含めて15名でした。中国南方航空の経営する空港近くのホテル泊まり。

◎ 9月1日 7:10分 広州発 シャングリラ(香格里拉)(シャングリラは、イギリスのジェームズ・ヒルトンが1933年に出版した小説『失われた地平線』の中に出てきた理想郷の名称。小説ではヒマラヤ山脈近辺にある桃源郷の伝説と結び付けて語られる東洋的な雰囲気を持つミステリアスな場所である。チベットのシャンバラをモデルとしているらしいが、中国はここ地名である中甸を改名、観光振興を図っているらしい。)経由 チベット自治区の省都 拉薩のゴンガ空港へ 11:50分着 空港のすぐ近くの食堂でビーフンの昼食を採り、専用バスにて途中ニンマ派の総本山ミンドゥリン寺 を見学、チベット発祥の地といわれるヤルルン渓谷のツェタン泊まり。

◎ 9月2日 終日ツエタン観光 8:00 ホテルを出てヤルツァンポ河にかかるツエタン大橋を渡り対岸へ、路は未舗装の難路、途中3600mの峠を越えてチベット仏教建築の傑作サムイエ寺 を観光、帰路砂漠化する河畔とそれを食い止める植林のコントラストを。最古の タントゥク寺、最初の王宮建築ヨンブ・ラカン、歴代の蔵王墓、等を昼食後に観光し ツェタン泊まり。

◎ 9月3日 ヤルツァンポ河沿いを遡り、ヤルツァンポ大橋を渡りガラサントンネルを抜けラサ河に架かる橋を渡り、途中 摩崖仏等を見てラサへ着後 市内のレストランで昼食、ホテルにチェックインして小休止した後15:00からラサの市内観光 ゲルク派のセラ寺とダライラマの夏の離宮ノルブリンカ を見学 ホテルにてフレンドリーデー(席順は添乗員が指定)として懇親会(添乗員の心づくしの五目寿司)。

◎ 9月4日 6台の四輪駆動車で、ラサを早朝出発し、米拉山(メイラサン)口峠(5013m)を越え松多(4100m)のドライブインでビーフン(米銭砂鍋)の昼食。ネヤンジュ河(尼洋曲)に沿って走り、聖湖パソンツォ(巴松湖)(3800m)を観光。人民解放軍の八一鎮を通過 425Km を走破し 19:30 林芝(ニンティ)へ。

◎ 9月5日 
林芝(ニンティ)からヤクの放牧などを見ながらセチラ(色季拉)峠(4515m)へ、展望台からのナムチャバルワ峰(7782m)の雄姿を期待したが生憎の曇り空、雲間に頂上をちらり。

後峠を下りルラン展望台から樹海を展望、樹齢二千年以上の柏の巨木の生い茂る色季拉国家森林公園を観光、ニンティで昼食、後まさに桃源郷の様なのどかな田園風景を堪能しながら少数民族のロッパ族の村 を訪問。帰路ネヤンジュ河の対岸にチベット土着信仰のボン教の聖山ポリンを眺めながらニンティへ。◎ 9月6日 早朝 林芝(ニンティ)を出発、ネヤンジュ河(尼洋曲)に沿ってラサへ。途中、大昭古城 を右に見ながら、往路と同じ松多のドライブインで砂鍋餃子の昼食、米拉山(メイラサン)口峠 (5013m)を越えチベット族の放牧のテントやヤクや麦刈りの様子等を写真撮影、一人が高山病の症状か?頭痛や不快感を訴えたので添乗員と二度目の人が一台の車でラサのホテルに直行、残りの五台はラサ到着前の山頂に広がるゲルク派の総本山ガンデン寺を砂煙の工事中の悪路を突破して見学 19:15 ラサのホテルに到着。

◎ 9月7日 終日ラサ市内観光 歴代ダライラマの住居だったデプン寺を見学、大昭寺の近くの八角街のレストランでチベット族のアトラクションの踊りなどを鑑賞しながらチベット料理(トゥクバ、餃子等)の昼食、ポタラ宮を見学(観光客の多さから一時間の見学時間制限があり薄い空気の中を登り降りの一苦労)、宮殿前の丘の上と広場からポタラ宮の全景撮影をしようとした時、突然の突風とにわかの降雨、やはり3650m の高地のせいでしょう。その後 大昭寺を見学、周りの巡礼路を一周、五体倒置 の巡礼の様子などを観察八角街などを散策した後、ホテル着。ホテルの近くのレストランで北京風のシャブシャブ料理の夕食を楽しみました。

◎ 9月8日 ラサ駅8:00発 の北京行きの青蔵鉄道の列車で西寧まで約14時間の車窓観光、11:30 那曲(ナクチュ)着 ここでホームに降りることが出来ました。昼は弁当をコンパートメントで。12:40 頃から左の車窓に

鮮やかなブルーのツォナ湖(錯曲)(青蔵鉄道が開通するまでは無名の湖だったそうです)が見えてきました。12:55 ツォナツオ駅に臨時停車、暫く湖畔を走ると 14:09 唐古拉山脈(タングラ) の中の最高所タングラ峠(5072m)着、10分間の臨時停車。ここを超えると青海省となります。16:55 通天河を通過、 17:23 長江の源流 沱沱(トト)河の鉄橋を渡り夕食は食堂車にて中華のバイキング食堂車は一両しかないため一時間前から席を確保のため待機、この時間ココシリ自然保護区を通過、運良く右の車窓に西蔵カモシカの群れを発見、しかし遠くて写真撮影は難しかった。20:20 頃 夕暮れの崑崙山脈の玉珠峰を眺めながら 、格爾木(ゴルムド)に22:10着、20分間の停車、ホームに出て写真撮影、完全に日が暮れていました。残念ながら蔵北高原の風景は夜の車窓で就寝。

◎ 9月9日 6:00 早朝から起床、黎明の月明かりの青海湖を見ようとしましたが暗くて見えません。北京時間なのでやっと 7:00頃黎明の月と夜明けの薄明かりの中に青海湖が見えて来ました。しかし鉄道は湖より可なり離れたところを走っているため遠くに遠望されっただけでした。朝食は 7:30 食堂車の係員が小豆粥等を配達, 9:07 定刻より30分早く西寧駅に到着、そのまま高速道路を昨年出来たばかりの西寧空港へ。12:55発 CZ3208便にて 広州へ3時間弱のフライト、15:40 広州空港着。今度は広州の中心地珠江の河畔に建つホテルへチェックイン、すぐ側のレストランで広東海鮮料理のお別れパーティー◎ 9月10日 成田帰国組みが 8:15 発のため 5:30 早朝 弁当の朝食で広州空港へ 我々関空組は 9:30 発で帰国 旅行終了



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