マダガスカル旅行

◎10月8日 大分駅6:41発ソニック8号にて博多へ、8:41到着予定が、台風のため大幅に遅れ箱崎駅で博多駅のホームが満車のため30分待っても発車せず、扉が開かず、先頭車両の運転手に聞き、車掌に最後部車両の扉を開けてもらい国内線に乗機予定の3人の他の乗客も私の行動を見て一緒に下車、タクシーで福岡空港へ、9時35集合だったが、10時20分頃到着、福岡からは二人参加でタイ国際航空TG649便でバンコックへフライト、飛行時間6時間25分、時差がー2時間のためバンコックのスワンナプーム国際空港に現地時間14時55分到着、関西空港からの二人と、成田空港から添乗員を含めて九人の到着を国際線乗り継ぎのセキュリティーチェックの前で30分ほど待ち全員合流、マダガスカル航空MD011便で17:30バンコック発、飛行時間8時間35分、時差がー4時間のため現地時間22時10分アンタナナリボのイヴァト国際空港到着、そのまま独立大通のホテル・ド・フランスに投宿



◎10月9日 早朝、ホテル附近の散策をとカメラを持ってホテルを出ようとするとフロントマンが慌てて追っかけてきてカメラはもって散歩してはいけないと制止され携帯用の小型カメラをポケットにしまい、ホテル〜駅舎まで散歩しましたが早朝にもかかわらず結構な混雑で、駅舎を撮影していると大勢の子供たちに囲まれ帽子を差し出されて金をねだられました。それに気を取られていると、ほかの子供がウエストポーチのファスナーを開けようとしました。ホテルに帰る頃には露天の土産売なども出始めクーデターから数年、まだ治安の悪さを実感、朝食を済ませ9時ホテルを専用バスで出発アンダシベへ向かいます。、独立大通りをアナラケリー・マーケットを左の車窓に見ながらを北上、右の車窓に女王宮を丘の上に眺め、右折して東へ、途中には水田の田園風景が広がり、日本の援助で舗装されて数キロの道路が切れると赤茶けた独特の色の山岳地帯に入ります、このあたりは畑作地帯で、以前は固有種の植物の林が広がっていたが最近はオーストラリア等からから移入されたユウカリの林に変わっていました。その理由をガイドは畑作の収入を補うため炭焼きが盛んで、ユウカリは育ちが早く7〜8年で伐採できて、その上伐採した後植林の必要がなく切り株から又芽を出した再度7〜8年で利用できるためとのことでした。しかし野焼きなのか?燃えやすいユウカリの火事なのか?各所に焼けた林の光景が散見されました。話の通り途中の道路沿いに炭の俵が沢山並べて売られていました。畑の作物はサツマイモ、キャッサバ、ソラマメなどが主体でバナナをを吊るして売る光景も見られました。途中の部落では大統領選挙が間近になっているらしく選挙運動の光景が各所で見られました。ゴンドワナ大陸から分離したままの島らしく山のあちこちの大きな岩が目に付きました。大きなマンドラカの岩山の裏側には水力発電所らしき設備も遠望でき、そこを過ぎた山の中腹にあるカメレオン・ファームを訪問、囲いの中に多数の種のカメレオンが飼育され、珍しいヤモリやカエル、ワニなども見ることが出来ましたが、野生ではないので多少興ざめ。曲がりくねった細い道路、途中の橋などは鉄道と共用の一方交通、やがてムラマンガの街に到着、中国人の移民が多い街で三輪の輪タクや中国風の公園の東屋が目に付きました。この街のレストランで昼食、ペリネ自然保護区の入口に当り、私設のヴァコナ自然保護区の敷地内の細い川に囲まれた
レミュール・アイランドを訪問、狭い川をカヌーで渡り、シロエリマキ、ブラウン、バンブーの三種類のキツネザルが放し飼いされてをり、観光客も多いせいでしょうバナナなどをねだり、人懐っこく肩や頭に飛び乗ってきます。しばらくキツネザル達と戯れた後、再びカヌーで対岸に渡り本日の宿泊ホテル「フォニ・アラ・ロッジ」に到着、夕食の途中で傍の扇ヤシ(旅人の木)に夜行性のイタチ・キツネザルがいると聞き皆で写真を撮りましたがフラッシュの嵐で私は上手く撮れませんでした。夜雷が鳴り、雨で翌日のインドリ・ウオッチングを心配しながら眠りにつきました。

◎10月10日 雨の心配があるとのことでカッパを着て7時ホテルを出発、アンダシベ・マンタディア国立公園の一角でキツネザル・ウオッチングの回路をキツネザルの中で一番大型のインドリを探して密林の山に分け入りました。幸いにも雨には遭わず、最初にブラウン・キツネザルの群れを発見、インドリの家族のコミニュケーションの鳴き声を専門ガイドの勘を頼りに探しました。インドリの群れは1家族2〜6個体で、縄張りは約10万ヘクタールに及び、出会うのに数時間掛かることもあるらしいのですが運も良かったのでしょう1時間程度で二組のインドリの群れに遭遇、インドリは1日に約2kgの果実、花、若葉を食べるそうですが、丁度太陽が昇り、密林の木上の食事中の撮影は逆光になり難しかったが何とか数枚見れる写真を撮ることが出来ました。インドリ・ウオッチングを終了、アンダシベを離れてアンタナナリボ近郊のレストランで昼食、マダガスカルを最初に統一したメリナ王国の王宮跡が登録されたユネスコの世界遺産アンブヒマンガを観光、王宮の丘の上の大きな岩の頂上からはアンタナナリボや近郊のパノラマが広がっていました。観光を終了して初日のホテル・ド・フランスに再度投宿

◎10月11日 モロンダバへの飛行便が早い便に変更になった為に早朝モーニング・コールは午前3時30分、ホテル出発は4時、飛行機は6:50離陸、約50分ほどのフライトでモザンビーク海峡に面したモロンダバ空港に着陸、5台の四輪駆動車に分乗、浜辺のレストランで朝食を採り、モロンダバの街を抜けて稲作地帯を北上、水田の中にバオバブの木が疎らに見られましたが約1時間ほど走ると有名な
バオバブの並木道に到着、15分ほどの写真撮影、再び北上約2時間ほど走り12時にツィリビヒナ川の南岸ツイマファナのフェリー乗場に到着、フェリーとは名ばかりの長いエンジン付きのカヌーに筏を渡し乾季で水深が浅く、何も設備がないために鉄の道板を人力で渡し筏のフェリーを2台横にならべて車を積み込み、人はその道板を渡り乗り込む。水深の関係でしょう川の中洲の北岸に沿って下流のベロの街のフェリー乗場に25分程で着きましたがここは水深がもっと浅く今度は人は車に乗り、道板から川の水の中に乗入れて上陸、子供たちはすぐ側まで近寄り歓迎してくれました。ベロの街のレストランで昼食を済ませ、約4時間ほど北上、今度は今までと景色が変わり多少乾燥してきてバオバブの木も時々見る程度のサバンナ気候、大きなマンゴウの木などが見られました。マナンボロ川のフェリー乗場に着いた時は夕方6時半をまわり日もとっぷり暮れて、ここではツィリビヒナ川の同じような筏のフェリーが1台なので、川幅は30mほどだが2班に分かれて渡るために時間がかかり、ツインギの入り口になるベコパカ村の外れにある宿泊ホテルのオリンプ・ドゥ・ベマラハには夜遅く到着、ホテルのレストランで夕食でしたが、私は体調を崩し熱中症気味で食欲もなく食事をパス、そのままロッジで蚊帳がありましたが蚊取線香に火を付けてそのまま倒れこみ就寝

◎10月12日 早朝モーニング・コールは午前5時45分、朝食を6時でホテル出発は7時、一晩休んだけれども完全には体調は回復せず、多少は気分が良くなっていましたのでツアーのハイライトであるグランド・ツィンギの散策に参加。私はそのためにこのツアーを選んだことでもあり、体調不完全とは言えパスとは言えませんでした。林の中などには蚊が多いとのことで、携帯用の蚊取線香を腰に下げトレッキング開始の駐車場まで約1時間、四輪駆動車に分乗、そこから直射日光の強い草原を抜け、途中の林の中でシファカの姿などを見ながら展望台の入口までトレッキング、しかし体調は回復せず展望台入口でザイルの装着までしましたが、洞窟のような狭い入口の直前でこのまま先に行けばガイドやアシスタントの方々に迷惑をかけそうなので断腸の思いで断念、そこから引き返しましたので念願のツィンギの大展望を味わえませんでした。しかし途中の林越しにその姿を垣間見ることはできましたし、どんなところかも実感できました。熱中症気味のせいで持参した2本のペットボトルの水も飲み干し、喉もからからで駐車場までたどり着きペットボトル2本の水を一気に飲みやっと人心地がつき、一緒に途中から引き返した方がガイドに付き添われて30分程あとに帰着、四輪駆動車の中で約1時間休憩、登った方の中で一人が途中でダウン、4人のアシスタントに抱えられて帰って来ました。ロッジに戻り遅めの昼食、午後には希望者のみ小ツィンギ観光が予定されていましたが皆さん草臥れて各々ロッジで休息、ロッジのレストランのテラスで暮れなずむ景色を眺めながらの夕食、私はまだ体調が戻らずあまり食欲もなく早々に就寝

◎10月13日 朝食は6時から、ホテル6時45分に出発し来た道を今日は引き返します。まずマナンボロ川のフェリー乗場、一昨日は真っ暗でよく見えませんでしたが川幅は狭くすぐ前に対岸が見えますが何しろフェリーは1台、ツィリビヒナ川のフェリーより小型で5台が渡り終えるまでは30分ほどかかりました。ツィリビヒナ川まで約4時間の走行、途中の路では現地の人々の主な交通手段は牛車のようで牛の放牧のためか野焼きの跡が所々に見られました。ベロの街の同じレストランで昼食、ベロの街のフェリー乗場ではやはり川の浅瀬から車に乗ったまま乗り込みました。往路とは異なり流れに逆らっての航行と川の中洲を大廻りして南岸に沿って上流のツイマファナのフェリー乗場まで往路の倍の約1時間かかりました。ツイマファナを2時30分に出発、約2時間ほど南下、途中では何回も野焼きの現場に遭遇、煙で視界を遮られたり火の側を通り車窓に炎を見ました。モロンダバ郊外のバオバブの群生地に入り、愛し合うバオバブ(絡み合う二本のバオバブ)を写真撮影、その後バオバブの並木道のに行き夕日のシルエットを観賞するために大勢の観光客が集まって各々撮影スポットを選んで約1時間程待機、中にはスポット選びに夢中で足元に気が付かず雨季には池になるホテイアオイの泥濘に足を捕られる人もいました。夕日とシルエットの撮影が終わって夜道をモロンダバの街中を抜け、街外れのモザンビーク海峡に注ぐベターニャ川の三角州にあるホテル・バオバブ・カフェに到着、ホテルのレストランで夕食を採り宿泊、

◎10月14日 早朝アンタナナリボへの飛行予定が変更になり、1時発になり朝はゆっくり出来ました、マダガスカルではお馴染みの後ろから乗り込む小型乗合バスで移動昼食はモロンダバ到着時の昼食の同じ浜辺のレストランでしたが時間に余裕がありモザンビーク海峡の浜辺の景色を味わいました。同じバスで飛行場まで、1時間のフライトでアンタナナリボに到着、マダガスカルの民芸品のお土産が揃うダイク・マーケットを訪問、皆さんは色々と買い物をしました。その後近くのスーパー・マーケット(ジャンボ)で買い物をしてホテル・ド・フランスに投宿、夕食はホテルのレストランでした。今日は私の誕生日で旅行社がお祝いに大きなケーキを出したくれましたが皆さん夕食が終わりデザートを食べた後でしたので殆ど残してしまいました。

◎10月15日 今日は午後から南部のフォール・ド−ファンへの移動日、ホテル8時15分に出発、出発前の午前中にマダガスカルの動物、野鳥、爬虫類や植物などの保全管理を担っているツィンバザザ動植物公園を見学、21種類ものキツネザルが居るそうですが殆どの檻が目の細かい金網に囲まれていて興ざめでした。しかし園内の高い木々に群棲する野生の白サギや原住部族の墓や住居の展示は観光客の私には興味がありました。空港までの移動の途中でアンタナナリボの中心にある1830年に元々湿地だった周囲2kmの人造湖、アヌシ湖の岸辺から第一次世界大戦でフランス軍として従軍して命を落とした多くのマダガスカル兵の慰霊塔がや岸辺のジャカランダの写真撮影、空港のレストランでビュッフェの昼食、マダガスカル航空MD714便でベレンティー自然保護区の玄関口、トラニャロ(旧フォール・ド−ファン)へ約1時間10分のフライト、4時前に到着しましたが、残念ながら雨、南東地区はインド洋からの風のために高温多湿で雨が多く熱帯雨林地帯です。ベレンティーまでは88kmでフォール・ド−ファンからは途中の山が遮りベレンティーのあたりは乾燥した半砂漠の地域で植物相も異なりこの一帯は「スパニー・デザート」、つまり「トゲの砂漠」と呼ばれサボテンのような鋭いトゲがある多肉植物が疎らに生える厳しい土地だそうだが、悪路のために宿泊するベレンティー・ロッジには夜8時頃になり暗くて何も見えませんでした。ロッジのレストランで遅めの夕食、電力事情で10時過ぎからは停電とのことで懐中電灯を用意して就寝。

◎10月16日 昨夜の就寝が早く、モーニング・コール前に起床6時前に外に出てみると、ロッジの屋根にはワオキツネザルが朝日に向かって日向ぼっこ、裏の林の樹上にはブラウンキツネザルが木の芽を盛んに食べていました。朝食は6時半からでしたがホテルのレストランではワオキツネザルが観光客の隙を見て食事を掠め取る光景を目にして正にマダガスカルを実感、レストランのスタッフはそれを追い払うのに忙しそうです。ウォーキング・サファリは8時出発でしたが出発前にベローシファカの群れが出てきたとの知らせがあり急ぎ現場に、ディディエレア・マダガスカリエンシス(金棒の木,鬼の金棒)の林の中から路を隔てた林へ横っ飛びの姿を撮影できました。この地方の川は乾季には伏流となるのが普通だがベレンティーの側を流れるマンドラレ川は乾季にも枯れずに豊かなキツネザルの林を育みその中を我々は2時間程の散策で独特の植物やキツネザルの生態、原住部族の煮炊きの状況などを観察、固有植物の育成場などもありました。途中NHKのワイルドライフの取材班と出会い12月放送予定のワオキツネザルの二組の群れを追っていて、案内役の日本人女性の研究者の言によれば群れの殆どの個体を識別できることのことでした。ロッジに戻り休憩、昼食のあと敷地内にあるアンタンドロイ族ミュージャムをバスで移動して見学、マダガスカル南部に多く住むアンタンドロイ族の衣服や生活様式、動植物などをパネル等で紹介し、陶器や機織り機、住宅なども展示されていました。そのあと歩いて囲いに展示しているナイルワニや陸亀などを見物、固有の鋭いトゲがある多肉植物や小型のバオバブ・モドキ等の説明を受けながらロッジに帰りました。夕食後少し離れた林までバスで移動、ナイト・サファリをしましたが漆黒の闇の中で流石専門ガイド、夜行性のイタチキツネザルやネズミキツネザル、フクロウ、カメレオン等を懐中電灯で照らしたくれましたがなかなか撮影が難しく良い写真は撮れませんでした。ロッジに戻り夕食、普通は別の広場でやるようですが今日は特別にロッジのレストランの前庭で焚き火を囲んでアンタンドロイ族の民族ダンスが開催され見物、ベレンティー・ロッジに連泊

◎10月17日 今日はベレンティー・ロッジを8時半に出発、往路は夜で見えなかったトラニャロ(旧フォール・ド−ファン)への悪路を引き返しました。マンドラレ川の風景や広大なサイザル麻の畑とその採り入れの有様、別の部落の市場に歩いて行く人々、その生活の有様や往来する牛車、日本の援助によるものでしょう「森の惑星」と書かれた看板のある小学校等を観ながらトラニャロに近づくと田園風景に変わりやがてインド洋が見えるとトラニャロの市内に入ります。市内の海岸沿いのホテル・ド−ファンのレストランで昼食を採り、海岸の道路を散策、少し休息のあと空港へ、マダガスカル航空MD715便でアンタナナリボへ約2時間のフライト、機窓から散策したインド洋岸が見えましたが窓が汚れていて良い写真は撮れませんでした。夜7時に到着、そのままホテル・ド・フランスに直行、今回のツアーの最後の夕食

◎10月18日 今日は日程上は午前中自由行動となっていましたが14日のモロンダバ発の飛行予定が午後に変更になりアンタナナリボ市内観光の残りの消化日になりました。治安上不安がありホテル・ド・フランスの近くのアナラケリー・マーケットは車窓観光、アヌシ湖の岸辺から見えた高台にあるメリナ王朝の女王ラナヴァルナ1世が建設した女王宮へ、1995年11月に火事で損傷、博物館として公開されていましたが現在は修復中で入場は出来ません。門前から撮影、すぐ下の展望スポットからアンタナナリボ市内を展望、独立通り付近は丘の影になり見えませんが正面にアヌシ湖やサッカー・スタジアムの大パノラマを堪能、観光した後なので市内の様子がよく理解できました。最後にアンタナナリボ市近郊の21kmにあるカツァウカ川に面する斜面に作られたキツネザル中心の動物園レミュール・パーク(日本人とフランス人の共同運営)を観光、各地で見てきたキツネザルのほか見れなかったキツネザルを見れましたが野生のものを見た目には多少の興ざめでした。イヴァト国際空港へ移動、空港のレストランでビユッヘの昼食、出国手続きのあとマダガスカル航空MD10便でバンコックへ約8時間半のフライト、時差+4時間で午前5時半到着、ここで福岡組、関西組、関東組と別々の便となり皆さんと別れました。私は福岡からのもう一人の方と一番早い便タイ国際航空TG676便で成田空港へフライト、飛行時間6時間10分、時差が+2時間のため 

◎10月19日 成田空港到着は午後3時45分、成田発17:30NH2145便で福岡空港19:55着、ソニック57号で大分駅23:24到着て無事旅行を終了しました。



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