嘆きの壁




「嘆きの壁」黒ずくめの人頭頂部にキッパという小さな帽子をかぶっている人が大部分でそれ以外は観光客

 

厳重なセキュリティー・チェックを受けて神殿の丘に登る渡り廊下から「嘆きの壁」を見下ろす

  

壁に向かって右の一角が女性専用、左側が男性用の祈りの場所、間には塀が。左の壁の下のアーチのトンネ中でも祈っていました



嘆きの壁から振り返るとそこはユダヤ人居住区でほとんどの建物にイスラエルの国旗がはためいていました


エルサレムのユダヤ神殿は、紀元前10世紀から紀元前6世紀の「バビロン捕囚」まで存在したらしい。「ソロモン王の第一神殿」とバビロン捕囚後から紀元後70年にローマに破壊されるまで存在した「ゼルバベル王の第ニ神殿」と二度建設破壊を繰り返して、これから「第三神殿」が建設されると旧約聖書などで予言されている。この神殿の再建はイスラエルと反メシア勢力(善と悪)との最終戦争(ハルマゲドン)が起きる直前になされ、その最中に救世主(キリスト、メシア)が第三神殿に再臨して最終戦争を終わらせその後至福の時代が来ると予言されているわけです。建設予定地は「神殿の丘」なのでイスラム教にとってのメッカとメディナに次ぐ第三の聖地であり「岩のドーム」が建っている。ユダヤ教の神殿を建設するには、聖なる岩のドームを壊さねばならない。キリスト教とイスラム教は、教義的にユダヤ教と同じ一神教で歴史的にはユダヤ教からの派生したものなので聖地がこのエルサレムに重なっている訳で一筋縄では行かないものです。


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