今、蘇る。浪漫の時代
博物館明治村

2005.10.03
明治村は明治時代のいろいろな建物を移築し、後世に伝えるために保存されています。
建物のひとつひとつに、すぐれた日本文化の伝統を土台として、
新しい日本を築こうとした明治の人たちの意欲と知恵と努力を見ることができます

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明治村-map
明治村-map
001第八高等学校正門
001第八高等学校正門
旧所在地・名古屋市 建設年代・1909年第八高等学校は昔の制度の学校で、今の大学1、2年生にあたります。明治時代の終わりごろには、全国に第一から第八番目まであって名古屋に置かれたのが第八高等学校でした。赤レンガを積み白い石を帯状に入れ、細い鉄材で扉を作ったこの門は明治時代の典型的な形です。明治村の入口になっています。
002 大井牛肉店
002 大井牛肉店
所在地・神戸市 建設年代・1887年頃江戸時代の日本では牛肉などの肉を食べる習慣はなかったが、神戸や横浜へ来た外国人たちは肉を食べます。何でも新しいことをすれば文明開化だといわれた時代でしたので、物好きな人たちから肉食を試すようになりました。開化鍋とか牛鍋とか呼ばれて大都市に肉料理店が出来始めました。大井肉店は牛肉の販売と牛鍋の店です。
003 三重県尋常師範学校・蔵持小学校
003 三重県尋常師範学校・蔵持小学校
所在地・三重県名張市 建設年代・1888年、明治5年(1872)学制が公布され小学校教育が開始された。翌年、最初の師範学校も作られて国民教育の形が一応整えられた。明治19年森有礼により教育制度の大改正が行われた。全国の各県に師範学校が置かれるようになる。この建物は昭和に入るまで使用され、昭和3年解体されて三重県名張市の蔵持小学校で使用されていた。
蔵持小学校内部
蔵持小学校内部
004 近衛局本部付属舎
004 近衛局本部付属舎
旧所在地・東京都 建設年代・1888年皇居の警備のために建てられたのが皇宮警察署で、これはその付属舎です。木造で内も外も白い漆喰を塗って仕上げられています。正面側にはア-チを連続させた開放の廊下を設けて明るい感じの建物です。
005 赤坂離宮正門哨舎
005 赤坂離宮正門哨舎
旧所在地・東京都 建設年代・1908年迎賓館に使われている東京元赤坂の旧赤坂離宮は1909年東宮御所として建てられたものです。本館の前に大変美しい門が建てられて、門の両脇には衛兵のためのこの哨舎が置かれた。木造で造られた屋根は銅版で葺かれています。
006 聖ヨハネ教会堂(重要文化財)
006 聖ヨハネ教会堂(重要文化財)
旧所在地・京都市 建設年代・1907年この教会は1907年京都河原町通りに建てられた日本聖公会堂の教会です。アメリカから来日した建築家により設計した建物で、中世ヨ-ロッパの教会のデザインが取り入れられています。地震国の日本の風土にあわせ一階部分はレンガ造り、二階は軽い木造で造られました。二階の天井は竹を編んで張り上げられています。
007 学習院長官舎
007 学習院長官舎
旧所在地・東京都 建設年代・1909年江戸時代までの日本では座る生活様式が基本でしたから、開国して西洋文化が次々に入ってきた明治時代でも、なかなか立式を取り入れることは出来ませんでした。ただ、外国人を招いたり、あらたまった会合をする場合には洋間を必要としたので、この学習院長官舎のように洋館と和舘がくっいた建物が建てられた。
学習院長官舎建物内部
学習院長官舎建物内部
008 西郷従道邸(重要文化財)
008 西郷従道邸(重要文化財)
旧所在地・東京都 建設年代・1887年頃西郷従道邸は西郷隆盛の弟であり、明治政府の要職にあった従道が自邸の中に建てた洋館です。日常生活のための日本家屋と引き離して建てられた。主に接客の場として使われ、フランス人の建築家により建てられた。窓のカ-テンボックスや金具、扉の金具、階段などは日本で製造できないためほとんどフランスから輸入された。
西郷従道邸内部
西郷従道邸内部
009 森鴎外・夏目漱石住宅(旧東京都旧址)
009 森鴎外・夏目漱石住宅(旧東京都旧址)
旧所在地・東京都 建設年代・1887年頃この建物は当時のごく普通の中流階級の住宅です。百年近く経っているが、今日でも少し田舎へ行けば見かけそうな住宅です。この住宅は不思議なことに、明治時代を代表する文豪二人が相前後して住んだ住宅です。陸軍軍医であった森鴎外は海外留学から帰国したあと一年余を過ごした。10年後にこの家に住んだ夏目漱石はここで「我輩は猫である」を書いた。本の中で書かれている家の様子はこの家を隅々まで表しています。
森鴎外・夏目漱石住宅
森鴎外・夏目漱石住宅
010 東京盲学校車寄
010 東京盲学校車寄
旧所在地・東京都 建設年代・1910年頃、明治村の日本庭園の一角に建てられています。この建物は元は東京盲学校の本館校舎の玄関車寄であったものです。日本で初めて盲人教育が行われたのは1873年のことです。
011 二重橋飾電燈
011 二重橋飾電燈
旧所在地・東京都 建設年代・1888年日本では明治18年に初めて白熱灯が灯されました。この二重橋飾電燈は明治21年の皇居造営にともなって架け替えられた二重橋のたもとに建てられたものです。ドイツ製です。
012 鉄道局新橋工場明治天皇御料車
012 鉄道局新橋工場明治天皇御料車
製造年代・1910年御料車は明治年間に六号車まで造られたが、明治天皇乗用のものは4車両ありこれは最後の六号車で、歴代の御料車中最も豪華な車両です。
 
昭憲皇太后御料車
昭憲皇太后御料車
昭憲皇太后御料車 菊花紋
昭憲皇太后御料車 菊花紋
013 三重県庁舎
013 三重県庁舎
旧所在地・三重県津市 建設年代・1879年明治新政府は廃藩置県により中央集権の国を目指し県組織の統括のため内務省がつくられた。国民に国の権力の強さを示すためには、立派な役所を建て権威づけることが考えられました。三重県庁舎も内務省に似た洋風の立派な建物が建てられた。この建物は地元の大工が見よう見真似で建てたものです。

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