全日本ラリー選手権 第2戦 久万高原ラリー2008
久万高原ラリー2008
RS.TAKEDA Rally Team Japan PHOT MEMORIAL
■久万高原ラリーを終えて
出発直前までばたばたした日程の中マシンを送り出したが、現地ではレッキの最中にフロントガラスが割れるトラブルに見舞われた。急遽フロントガラスを交換して公式車検に挑んだのだが、ここで意外な落とし穴がサービスクルーを待ち受けていた。
ラリーでは車両重量に厳しい規定があり、規定の車重をクリアしていない競技車は出走することができない。車両を製作する際には主要な装備品を排して軽量化をはかり、その後ロールケージを組み付けてラリーに必要な装備を組み込む。それらの部品の重量を加えて規定の重量ぎりぎりにあわせて・・・というような手順で製作していくのだが、今回の車検では規定重量をわずかに下回る計測結果となったため、車体にバラストを搭載し規定値まで「重く」しなくてはならない。そんなこともありせわしいスタートになったが、無事に公式車検(再車検)をクリアしてスタートポディウムにマシンを進めることができた。

テストで使用したスプリングを、直前にレートのやわらかいものにスイッチして路面追従性を高める対策も行われ、ラリーカーはステージへ向け旅立った。SS1をクリアしてタイム的にもポジション的にも、まずまずの位置をキープしたクルーをSS2でトラブルが襲う。路面に転がり出ていた置石を踏み、フロントタイヤがバーストしたのだ。路肩でスペアタイヤと交換したが、およそ5分のタイムロス。大きくタイムを落とすことになったがクルーは冷静な走りを続けその後SS4のロングステージを無難に走りきりクラス順位を4位に戻した。そして最後のステージまでクルーはこのポジションを守りきり、クラス4位でフィニッシュポディウムに帰ってきてくれた。

新型マシン投入には多くの事前のテストが必要となるが、今回は多くの問題点を克服するのに時間を取られてしまいテスト不足は否めない。しかしながら今回のラリーで得られた多くのデーターは今後の参戦に向けての大きなばねとなる。新型シビックの戦闘力はきわめて高く、その全てを出し切ることができれば必ずや勝利を掴むことが可能だ。特に次戦の「京都南丹ラリー」は全日本屈指の高速ステージであり、高いポテンシャルを持つニューシビックにとって大きなアドバンテージのあるステージとなるだろう。

久万高原ラリー最後のロングステージSS7のインカー動画をアップしました

村瀬/宮部組はJN3クラスで4位を獲得

早朝のサービスパーク気温は7度と冷え込む

サービスパーク設営前から準備に追われた

準備を終えスタートを待つシビックR

ニューマシンを前に気合の入る村瀬

スタートポディウムへ向かうクルー

新型シビックに話題が集まる

SS2でタイヤバースト最初のサービスへ

てきぱきと作業を進めるサービスクルー

前半を終えてタイヤ交換で5分のロスタイム

午後のステージへ向かうクルー

後半のステージでは好タイムを連発し順位を上げる

コドラ宮部もだんだんと調子を上げてきた

午後のサービスでの作業風景

タイヤ交換のオーダーを受け作業中

チームのみなさんお疲れ様でした。次回京都ラリーでは優勝目指してがんばります!
RS.TAKEDA Rally Team Japan2008
RS.TAKEDA World Rally Team2008